ラオスの首都ビエンチャンで開催されていた東南アジア諸国連合(ASEAN)非公式外相会議が、2月27日南シナ海情勢について『深刻な懸念』を表明する議長声明を発表しました。
中国のミサイル配備や、レーダー、そして戦闘機の展開を進めていることに対して、名指しはしませんでしたが、中国への批判を表明しました。
本当に、このままでは、中国共産党政権は、どんどん、覇権を強め、周辺諸国に対する圧力を加えてきます。
南シナ海が中国の海になった場合、日本のシーレーンが確保できず、中東からの石油に依存する日本のエネルギーは維持することができないのは、火を見るより明らかです。
そして、台湾、沖縄と続いて、日本本州につながってくる。
こうしてみると、南シナ海、沖縄と共に、台湾がどれほど、日本にとって重要であるか見えてくると思います。
この台湾では、中国による香港の自由化抑圧の政策を見て、これは、危ないと、独立派の民進党の蔡総統が、選挙で選ばれました。
これについて、幸福実現党 大川隆法総裁が、蔡総統の潜在意識をリーディングし、その本心、お考えを明らかに致しました。これは、2月上旬に発刊された、『緊急守護霊インタビュー 台湾新総統 蔡英文の未来戦略』に、詳しく述べられています。
その中で、蔡総統は、「親日であることが、台湾の繁栄のもと」と考え、日本との結びつきを緊密にしたいと述べておられます。そして、中国の“日本殺し作戦”はとっくに始まっているとして、台湾を護ることが、日本にとって、どれほど大事なことであるかをお話されています。
確かに、台湾が中国に取られたら、(事実、5年後の2021年中国共産党立党100周年大会が開かれるが、それまでに、台湾や沖縄を中国のものにするという基本戦略で、中国は外交を進めている)日本の運命は風前の灯火です。
石油が入ってこなくなるし、おまけに、国内では、原発反対運動を起こされ、沖縄からの米軍基地追い出し運動をやられて、さらにはシーレーンを切られようとしています。
つまり、石油を止められ、原子力を止められ、米軍を追い出されて、日本は丸裸にされようとしています。これと戦わなければ、日本の未来はありません。
そうした意味では、台湾が、どのように進んで、どのような決着がつくかということにおいて、大変重要な、今後の世界史の流れが変わってしまうような、大きなターニングポイントになる戦略的要地そのものであります。
この台湾を護るために、やはり、台湾を国家として認め、しっかりと、自由主義陣営として、同盟を結び、護っていかなければいけないのではないかと考えます。
中国の圧力で苦しんでいる、東南アジア諸国、とくに、ベトナムやフィリピン、そして、台湾、そして、沖縄をしっかりと護ることが、中国の脅威に対抗して、日本の未来を護る外交だと考えます。
われわれ日本人は、台湾の戦略的重要さを、もっともっと知らなくてはならないと考えます。
幸福実現党は、日本を護り、もっともっと、日本の本来の力が出せるように、もっと、繁栄して、世界の平和と発展に貢献できる日本になっていきますよう、努力を重ねて参ります。
皆様の御支持御支援の程、何卒、よろしくお願い申し上げます。心より感謝申し上げます。
幸福実現党北海道本部副代表 森山よしのり
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