先日17日にロシアビジネスセミナー「ロシア経済の展望とプーチン政権の極東新戦略」が、北海道大学百年記念館で開催され、参加して参りました。
百年記念館の展示物。佐藤昌介・新渡戸稲造先生と農業経済学ゼミナールの学生との写真
(1895年札幌農学校、右端が新渡戸先生)
(新渡戸稲造先生直筆の「Boys,Be ambitious.」の額。)
当日は、ロシア連邦総領事館のアルトゥホーフ・ユーリー領事も参加され、パネリストの先生方とディスカッションしておられました。
質疑応答では、東京から日露経済コンサルタントの方も参加され、意見を述べておられました。私も「幸福実現党の森山です」と自己紹介させて頂いてから、「ロシアとの関係を緊密化していくにあたり、北海道の産業として貢献できる可能性、特に、北海道の先進的な農業をロシア極東地域で生かす可能性はありますか」と質問させて頂いたところ、複数のパネリストの先生方から応答があり盛り上がりました。
今、プーチン政権は、ロシア極東地域に入植者を募り、土地を無償貸与して、耕作を奨励していますが、北海道開拓の時も、このような感じだったのでしょうか。
パネリストの先生方からは、「ロシアの極東地域は、北海道と似ているので、可能性はあります。しかし、短期的な利益を考えているのなら難しいでしょう。しかし、本当に腰を据えて、フロンティアスピリットをもって、当たるのなら、それは、可能性が広がっています」とのことでした。
今、ロシアでは、石油の価格が下がり、ルーブル安で、輸入が思うようにできなくなっていて、海外の技術を導入して国内で製造していく「輸入代替」という構造改革が起きているとのことでした。先日もサハリンの知事の方が、日本からは、技術の導入を求めたいという趣旨の発言をされたことが紹介されていました。
要は、こちら(北海道)の側の問題で、そうした志のある方がいれば、それは、可能性は無限に広がっているとのことでした。
日露間の関係緊密化や、日本の安全保障を強化して、更なる日本の飛躍に大きく貢献して参りたいと決意しております。皆様の御指導御鞭撻の程、何卒、宜しくお願い申し上げます。
幸福実現党北海道参議院選挙区代表森山よしのり
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