幸福実現党 北海道本部

幸福実現党 北海道本部

2015年11月17日火曜日

パリ同時多発テロ事件について

日々のご支持ご支援、心より感謝申し上げます。

先日のパリ同時多発テロ事件においては、犠牲になられた方々のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
今年1月銃撃事件が起きたシャルリー・エブド社のある通りにおいて、今回の悲劇もおきました。そして、フランス政府は、報復として、シリアへの空爆をすぐさま行ったと報道されておりました。

これでは、果てしなく惨劇が続いていくのではないでしょうか。

そもそも、このIS(イスラム国・イスラム教スンニ派過激組織)の成立には、アメリカのイラク戦争の影響で、それまで、イラクで主導権を取っていたイスラム教スンニ派が衰退し、シーア派が国の実権を握るなかで、スンニ派が活路を開くべく、このような運動を起こしたという原因があります。

そして、マスコミの報道では、凄惨な事件の起きたパリの様子が何度もニュースで流れます。
しかし、シリアで空爆を受けている場所では、これ以上の悲惨な光景が毎日のように生まれていることでしょうが、ニュース等でその悲惨な状況が報道されることは、ほとんどありません。

偏った報道なのではないでしょうか。

フェイスブックでは、プロフィル画像に、フランス国旗と同じ色を重ねられる機能を追加して、画像を変更し、犠牲者に追悼の思いを示す動きが広がる中、「シリアでは空爆で多くの人が死んでいる」といった批判も寄せられているとの記事がありました。

本当にそうだと思います。
宗教への理解なくして、こうした問題を解決することは困難です。際限のない殺し合いが続いてしまいます。

幸福実現党は、テロや暴力の連鎖を回避し、テロを根絶するには、イスラム世界と西洋世界の間で、宗教的寛容の精神を持つ日本が、両者の架け橋として大きな貢献をなすべきだと考えています。

日本が宗教立国として輝いていくときに、世界の平和と繁栄に大きく貢献できるようになると考えています。皆様の御指導ご鞭撻の程、何卒、よろしくお願い申し上げます。

幸福実現党 北海道本部 副代表 森山よしのり