この法案について大変な反対運動が起きています。
しかし、この法案によって護られる法益は大変大きいものです。
それは、「国家の存続」というものです。
報道の自由も大切ですが、国が存続できなくなってしまったら、元も子もありません。
今、中国は、防衛識別圏を設定し、民間航空会社がそれを認めて申請書を出したら、「中国の空と認める」というような強引なやり方をして、尖閣の上空を押さえようとしています。
こうした手法で、隣接領土に対して圧力を加えてくる国が間近にあり、しかも、核武装しているのです。
こうした状況で、軍事的機密を護るような法案に反対しているのは、国の防衛、国の存続を、非常に軽く考えているということです。
中国や北朝鮮、韓国が、どれほど、こうした情報が外に漏れないような体制を敷いているか、そこをしっかり見て、日本の秘密保護の体制も考えるべきであります。
一国だけで考えている状況ではありません。
戦後の主導的な考え方であった、「一国平和主義」はもう通用しない段階に来ています。
【戦争を止めるための、スパイ防止】
戦争の前に、まずは外交戦があり、外交戦の前に、スパイ合戦があります。
スパイは世論をつくる活動をしています。
だから、戦争を抑止するためには、スパイの活動を止めなければいけません。
今、日本には、中国系からのスパイが入り放題で、まったく警戒されていません。
一方、日本のマスコミは、中国の軍事情報について、国民の知る権利に応えられていません。
中国政府がそうした情報が全く外に出てこない体制を敷いているからです。
それなのに、日本は、ある意味スパイ天国と言われるほどの緩さです。
軍事的な闘いが始まれば最後であり、その前での情報戦があるので、スパイのところを警戒するのは当たり前のことです。
治安維持法に当たるものは、今の中国、韓国、北朝鮮にもあります。日本だけが、マスコミ天国になっています。この国際音痴を知らないといけないと思います。
戦争で侵略される可能性を止めるために、この「特定秘密保護法」の制定に賛成します。
誇りある日本、北海道を目指して!
幸福実現党 森山よしのり
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