アベノミクスには、第三の矢と言われる経済成長戦略が行き詰っています。
これは、安倍政権が、「成長戦略」といっても、基本的にはケインズ政策であり、「公共投資を増やして失業対策をし、景気をよくする」というようなことしか考えていないから、行き詰っているのだと思うのです。
「民間の繁栄には何か効くか」ということを、もう少し考えなければいけないと思うのです。
「規制」「前例主義」こうしたものがどんどんたまっていけば、活力が失われてしまいます。
規制を減らし、企業速度を上げること。
「規制」や「前例主義」が、新規のものをつくることを止めてしまいます。
努力して、「規制の撤廃」「前例主義の廃止」をしていかなければ、新しいものが活発に出てくるということはありません。
日銀のところを緩めただけでよくなると思ったら、間違いです。
ただでお金を借りることができるようになっても、お金を借りて、事業を行う意欲が民間から出てこないというところが大きな問題です。
「民間活力を阻害しているものは何なのか」
「規制の撤廃」「前例主義の廃止」これを強力に推し進め、民間主導の経済にシフトしていくことが第三の矢につながって参ります。
幸福実現党は、規制や前例主義を廃し、自由を尊重し、国民主体の経済に持っていくことを訴えます。
お給料もあげろと総理大臣から企業に言うのは、本当におかしいことと思います。
国家が企業の経営の責任も持つのでしょうか。
そうであれば、総国営企業ですから、まさに、社会主義の到来、そのものになってしまいます。
社会主義が、国を没落させてきたことは、ソ連の崩壊、また、東欧など、共産主義社会が大変貧しいままであったことなどからはっきりしていることです。
また、かってあれほどの繁栄を誇ったイギリスという国が、結果平等、すべての保証を国に求めるようになり、没落していきました。まさに今、日本も、このイギリス病にかかろうとしているのです。
こうした国家社会主義から脱して、自由の価値を尊重し、機会の平等はできるだけ広く寛容に門戸を広げるが、公平の観点から、結果に関しては、違いが出てくることを認めることが大切です。
そういう意味で、公平からの格差は、悪ではなく、善です。そして、成功者を出していくことによって、みんなが、その成功者を尊敬し、学ばせていただき、成功を目指していこうという国民で満ちてきたとき、国も大きな繁栄の機運が生まれてきます。
成功者を嫉妬するから、格差を認めず、結果平等を望んだときに、繁栄は消え去り、貧しさの平等という不毛の大地が広がってしまいます。
幸福実現党は、自由の尊厳を強く訴え、国家社会主義ではなく、自由を中心とした、国民主体の繁栄主義を標榜し、もって、信仰心に満ち溢れた、世界に冠たる繁栄国家を築いて参りたいと決意しています。
日本の誇りを取り戻し、世界に貢献する繁栄を創り出す!
幸福実現党北海道本部 森山よしのり
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