本日北海道新聞の5月20日朝刊オピニオン7面にて、「 平和主義が疑われる時」という論説委員の辻岡英信氏の論考が掲載されていました。
「中国、韓国との関係が歴史問題をめぐり悪化している。安倍晋三首相の歴史認識に対して、欧米からも厳しい視線が向けられている。」と、首相の歴史認識に問題があって、中国、韓国、アメリカから批判を浴びているので、憲法の改正もせず、村山談話の見直しもせず、靖国参拝もしないで、日本は謝罪外交を基本として、現状維持をするのが、一番いいのだというふうに読めます。
これに対して、欠けている視点があると思います。それは、未来の視点です。
北朝鮮が、三回目の核実験を成功させ、事実上の核保有国となり、今後、毎年核ミサイルを量産してゆき、日本の札幌始め主要都市に照準を定めてくるようになります。
また、中国も、現に核ミサイルを日本の主要都市に照準を合わせており、軍事費も毎年10%以上の増加を20年に渡って続けて、今では世界第二位の軍事大国になりました。
そして、第一列島線、第二列島線を定め、長期的に覇権を拡大して、日本を覇権下に入れようとしていることは明白であります。
少し前の話になりますが、1993年頃、当時の中国の李鵬首相が、訪中したオーストリアのキーティング首相に対して、「日本なんて国はあと30年もしたらなくなる」と言ったといわれています。1993年の30年後、2023年、あと10年後のことです。
そして、アメリカは財政上の問題から、軍隊を日本から引いて行こうとしています。
今、この状況下で、米軍が引いて行ったら、日本は、中国や北朝鮮の核の脅威、軍事的圧力から、容易に、その覇権下に入らざるを得ません。
一党独裁軍事政権である中国や北朝鮮の覇権下に入ったら大変なことになります。政府への批判を一定以上すれば、刑務所に入れられる、そうした言論の自由のない社会にこの日本がなってしまいます。そんな社会は絶対に受け入れることはできません。
中国という国は、長期的な計画で持って、日本を覇権下に入れようとしています。
その一つの現れとして、数日前より、中国の人民日報が、沖縄の帰属は日本に属さないと言い始めたではありませんか。沖縄を口一つで取ろうとしてきているのです。
こうした危険な状態が、日本を取り巻く状況の中で生まれていることに対して、この状況を放置しているのは、政府の怠慢であると思います。政府は、国民から税金を頂いている以上、国民の皆様の、生命、財産、安全を守り抜くということは、大切な義務です。
純粋に防衛的な観点から、憲法9条を改正し、防衛力を強化して、日本が他国からの軍事的脅威に対して、しっかりとした対応を取れるようにしていくことが、何よりも大切であると考えます。
日本は、今、侵略を受ける可能性のある国としての立ち位置に立っています。
一刻も早くこの状況から脱していかなければ、将来に大きな禍根を残してしまうと考えます。
幸福は感謝から始まる!
ありがとう!北海道!
幸福実現党森山よしのり
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